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今日は『おはなし銀の会』の方に読み聞かせをしていただきました。
第一話「ついでにペロリ」(デンマークの昔話)
おばあさんが、猫にお粥を見ているように言い残し出かけていくと、猫はお粥を食べてしまい、ついでに鍋と帰ってきたおばあさんも食べてしまいました。
外に出た猫は、つむじ曲がりに会い「猫さん、その大きなお腹はどうしたんだい?」と聞かれ、まずはお粥を食べてついでに鍋とおばあさんを食べたことを言い、「ついでにお前も食べてやるよ」とつむじ曲がりも食べてしまいました。そして次々に出会った「へそ曲がり」→「5羽の鳥」→「7人の女の子」→「ピンクのパラソルを持ったご婦人」→「曲がった杖を持った牧師」を食べ、最後に「斧を持ったきこり」も食べようとしましたが、きこりにお腹を切られ、食べられた人や動物が順に出てきて最後はおばあさんが鍋に入ったお粥を持って家に帰るという繰り返しをモチーフにしたお話でした。
次々に食べられていく話を聞いていると「大丈夫かな?」と不安げな表情を浮かべてた子どもたちでしたが、最後にきこりに助けられたところで「良かったね~」というようにホッとした表情をして顔を見合わせていました。
第二話「こすずめのぼうけん」(エインワース作)
小雀が、お母さん雀に飛び方を教わり、ドンドン飛んで巣を見失ってしまい、からす→山鳩→ふくろう→カモに出会い、その巣に入れてもらおうとしましたが鳴き声が違うから入れないよと断られ、途方に暮れているとお母さん雀が見つけてくれて無事帰ることが出来たとう小雀が冒険の旅に出て様々な困難に出会っても果敢に挑戦し、最後はお母さんの所へ戻るという親子の情が感じられる心温まるお話でした。
これから小学校に進学するらいおん組のお友だちも今日のお話を聞いて、新しい世界へ羽ばたいていく勇気と自信がもらえたのではないかと思います。
冒頭と最後には、数字やジャンケンを交えた「手遊び」も教わり、楽しいお話の会と
なりました。
半年間続いた『おはなし銀の会』の方々による「世界のおはなし」でしたが、これまで読んだお話のタイトルの紙をお配りしましたので、またお子さまと本屋さんに立ち寄った時などに参考にしていただけたらと思います。
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